睡眠時無呼吸症候群(SAS)

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このようなお悩みはありませんか?

  • 寝ていると「呼吸が止まっていた」と言われた
  • 大きないびきが続き、朝起きてもぐったりしている
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 朝に頭痛がある、口が渇いている
  • 昼間の眠気が強く、仕事や運転に支障がある
  • 会議中や運転中にウトウトしてしまう
  • 血圧が高い・肥満気味
  • 寝たのに疲労が残る

これらの症状は、単なる「疲れ」や「年齢のせい」ではなく、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れている可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は気づきにくく、国内には300〜400万人の潜在患者がいると言われています。放置すると、日中の事故リスクが高まるだけでなく、心臓病や脳卒中などの重大な病気につながるため、早期発見がとても重要です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS:SLEEP APNEA SYNDROME)とは

睡眠時無呼吸症候群(SAS:SLEEP APNEA SYNDROME)とは

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に 10秒以上の無呼吸や低呼吸が、1時間に5回以上 繰り返され、日中の眠気・中途覚醒・倦怠感などを引き起こす病気です。

眠っている間に起こるため気づきにくく、朝のだるさや、日中の強い眠気が最初のサインになることもあります。

循環器疾患との深い関係

循環器疾患をお持ちの患者さまは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を合併している割合は非常に高く、次のような報告があります。

高血圧 30%
虚血性心疾患 31%
不整脈 53.8%
心不全 51%
脳血管障害 62.5%

治療をしない場合、心臓突然死・心不全悪化・脳卒中・再入院のリスクが上昇 することが分かっています。当院では、早期の診断と治療がきわめて重要だと考えています。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状

睡眠時に見られる主な症状

  • 大いびき
  • 呼吸が止まる
  • むせるような呼吸
  • 夜間の頻回覚醒
  • 夜間頻尿
  • 起床時の症状
  • 頭痛
  • 口の渇き
  • 熟睡感がない
  • 朝から強いだるさ

日中の症状

  • 耐えがたい眠気
  • 集中力の低下
  • イライラしやすい
  • 仕事や運転に支障が出る

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査

ご自宅でできる検査

スクリーニング検査

指先のセンサーで血中酸素を測る簡易検査。
負担が少なく、自宅で実施できます。

簡易無呼吸検査

指先センサー+呼吸センサーを装着し、呼吸状態と酸素変動を、よりくわしく調べます。

医療施設でおこなう精密検査

ポリソムノグラフィー(PSG)

脳波・呼吸・心電図・筋電図などを専門施設で一晩かけて記録する精密検査です。
より正確な診断が可能です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療

陽圧呼吸療法(CPAP / ASV)

睡眠中に鼻マスクを装着し、適切な圧の空気を送り込むことで気道の閉塞を防ぎます。

  • 手術ではないため負担が少ない
  • 多くの方が初日から「よく眠れた」と実感
  • 心血管疾患の予防にも効果が大きい
  • 国際的にも 中等症〜重症の第一選択治療

マウスピース治療(軽症〜中等症)

下顎を前に出すことで気道を広げる治療法です。
提携歯科医院と連携し、オーダーメイドでの作製が可能です。

生活習慣改善の指導

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は生活習慣を整えることで症状が軽くなることが多く、治療効果の底上げにもつながります。当院では、次のポイントを無理なく続けられる形でご提案しています。

体重管理

体重が増えると気道が狭くなり、無呼吸が悪化します。数キロの減量でもいびきが軽くなることがあり、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の改善に効果が見込める取り組みです。

アルコールを控える

飲酒は喉の筋肉をゆるめて無呼吸を増やします。特に寝る前の飲酒(寝酒)は悪化しやすく、量やタイミングの調整が大切です。

禁煙

喫煙は気道に炎症やむくみを引き起こします。禁煙することで呼吸がしやすくなり、無呼吸の改善につながります。

仰向け寝の改善

仰向けでは舌が落ち込み気道が狭くなるため、横向きで眠るだけで症状が軽くなる場合があります。体勢の工夫や枕の高さの調整も有効です。

睡眠時無呼吸と生活習慣病の関係

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、夜間に呼吸が繰り返し止まることで体内が低酸素状態となり、交感神経が過剰に働き続けます。この負担が積み重なることで、さまざまな生活習慣病の悪化を招くことが分かっています。

特に密接な関連があると考えられている疾患

高血圧 夜間の無呼吸により交感神経が刺激され、血圧が下がりにくくなる
心不全 低酸素と心臓への負荷が悪化因子となる
不整脈
(心房細動など)
無呼吸のたびに心拍が大きく乱れやすくなる
脳卒中 血圧変動・血管の負担が増え、発症リスクが上昇
糖尿病 睡眠の質低下によりインスリン抵抗性が悪化
脂質異常症 ホルモンバランスの乱れにより悪化しやすい

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療をおこなうことで、こうした疾患の再発リスクや悪化の可能性が大幅に低下することが、多くの研究で明らかになっています。
とくに循環器疾患(高血圧・心不全・不整脈など)をお持ちの方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を合併している確率が非常に高いと言われており、見逃さないことが重要です。

生活習慣病の治療を続けているのに、なかなか改善が見られないとき

そんなケースでは、背後に睡眠時無呼吸が潜んでいることが少なくありません。

医療法人河合クリニックでの睡眠時無呼吸症候群(SAS)診療

医療法人河合クリニックでの睡眠時無呼吸症候群(SAS)診療

当院では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断から治療・生活指導まで一貫してサポートしています。

  • 自宅でできるスクリーニング検査に対応
  • 精密検査(PSG)の紹介も可能
  • CPAP療法の継続フォロー
  • 歯科連携によるマウスピース作製
  • 生活習慣病・循環器疾患との関連をふまえた総合管理

大きないびき、朝の頭痛、日中の眠気がある方は、早めの受診が安心につながります。
「もしかして…?」と思われた方は、まずはお気軽にご相談ください。

院長 河合 慶介

執筆者

医療法人河合クリニック

院長 河合 慶介

経歴

  • 愛知医科大学医学部 卒業
  • 社会医療法人 生長会 府中病院
  • 大阪市立大学病院 循環器内科
  • 社会医療法人 弘道会 守口生野記念病院 循環器内科
  • 社会医療法人 生長会 ベルランド総合病院 医長
  • 社会医療法人 純幸会 関西メディカル病院 循環器内科
  • 社会医療法人 彩樹 守口敬任会病院 医長
  • 医療法人 良秀会 高石藤井病院 循環器内科 医長
  • 医療法人 河合クリニック

問診票

電話番号0725-41-0053