Interview

ドクターズインタビュー

院長 Keisuke Kwai

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地域の健康を支える「最初の相談窓口」として

和泉市の地で長く地域医療を担ってきた医療法人河合クリニック。
三代続く歴史の中で育ち、現在院長として診療にあたる河合先生は、専門である循環器だけでなく、日々の体調管理から怪我の初期対応、在宅医療まで幅広く地域の「お困りごと」に向き合っています。
ここでは、医師を志した理由、地域のかかりつけ医としての視点、診療で大切にされていること、そして今後の医療への思いについてお話を伺いました。

医師を目指した理由

医師を志されたきっかけを教えてください

医師を志されたきっかけを教えてください

医師を志されたきっかけを教えてください

父がこの場所で長く整形外科を続けてきたこともあり、医療がいつもすぐそばにある環境で育ってきました。友人が風邪をひいた時に父に診てもらっていたり、地域の人たちから声をかけられたり、医師という仕事が特別というより、自然な存在として生活の中に溶け込んでいたように感じています。

祖父の代から続くクリニックで、僕は三代目になります。兄も医師ですので、どちらかが継ぐのだろうという意識はありましたが、兄は大学に残る道を選び、私がつぐことになりました。特別に大きな決断をしたというより、これまでの流れの延長線上に今の自分の仕事があるという感覚が強いです。

お父さまと同じ整形外科の道に進むことは考えませんでしたか?

お父さまと同じ整形外科の道に進むことは考えませんでしたか?

お父さまと同じ整形外科の道に進むことは考えませんでしたか?

研修医の頃は、整形外科領域の診療にも日常的に関わっていました。膝や肩の関節注射をおこなったり、外傷の処置を担当したり、病棟で肺炎の患者さまが膝を痛めていれば自分で画像を確認して必要な処置をおこなうなど、整形の仕事は身近でした。父が整形外科医だったこともあり、抵抗なく取り組める分野でした。

ただ、整形外科を専門として突き進むという考えは、当時あまり強くありませんでした。研修中に循環器を担当する機会が増え、心臓や血圧、急性期の対応など、全身を見ながら判断していく診療にやりがいを感じ循環器内科に進みました。

クリニックを継ぐことを意識されたのはいつ頃ですか?

クリニックを継ぐことを意識されたのはいつ頃ですか?
クリニックを継ぐことを意識されたのはいつ頃ですか?

父が続けてきた場所で、自分も医者として働くことを自然に考えていました。実際に働き始めてからも、地域に長く通われている患者さまが多く、父を知っている方、父に長年お世話になったとお話しいただく方が今も来られます。父の姿について印象的な「ひとつの場面」があるわけではないですが、クリニックが地域の皆さまの生活の中に溶け込んでいることを感じています。

院長となりどのようなクリニックを
目指しますか?

父の代から整形外科としてのニーズがあります、地域の人たちが困っている時にはできる範囲で応えていきたいと思っています。
診療科をひとつに絞り込むというより、循環器の専門性は担保しながら、患者さまが必要とされることに幅広く対応するスタイルを大切にしています。

診察ではどのようなことを大切にされていますか?

診察ではどのようなことを大切にされていますか?
診察ではどのようなことを大切にされていますか?

診察では、まず「患者さまが今どんな状態で困っているのか」を丁寧に聞くことを大切にしています。検査数値だけで判断するのではなく、生活背景やこれまでの経過も含めて総合的に考えるよう心がけています。

また、必要以上に薬を増やしたり、無理な治療を押しつけたりしないよう、患者さまと相談しながら治療方針を決めています。「まずここで相談してもらえる場所」であることを意識し、気軽に話しやすい雰囲気づくりも大切にしています。

父が地域で長く診療を続けてきた姿を見て育ったため、患者さまお一人ひとりとの関係性を大切にし、「長く通っていただけるかかりつけ医」の役割を継いでいきたいと考えています。

循環器をご専門とされていますが、診察では必ず聴診をされるそうですね

循環器をご専門とされていますが、診察では必ず聴診をされるそうですね

循環器をご専門とされていますが、診察では必ず聴診をされるそうですね

心臓の音は、来られた方には毎回きちんと聴くようにしています。最近は、若い先生の中には「エコーをすればほとんどの情報が得られるので、聴診はそこまで必要ではない」という考え方の方もいます。病院だとすぐにエコーができて、レポートを確認すれば状態が把握できるので、そうした流れが一般的になっている場面もあります。

クリニックでは、
心臓の音を聴くことで
気づける変化があります。

軽い弁膜症の音がする方は実は珍しくなく、気づいて患者さまにお伝えすると驚かれるケースもあります。ただ、必要以上に不安に感じさせないように、伝え方は慎重にしています。

前より雑音が強くなっていないか、息切れやむくみが増えていないかといった小さな変化を、診察の中で確かめていきます。そうした変化がある場合には精密な検査をおすすめします。
地域の診療では、こうした日々のわずかな違いを見落とさずに拾っていくことがとても重要だと感じています。

診察される患者さまはどのような症状が多いですか

診察される患者さまは
どのような症状が多いですか

診察される患者さまはどのような症状が多いですか

生活習慣病の方は、多いです。生活習慣病は初期には症状が出ないこともあり「健診で数値が高かったので来ました」という方が一番多い印象です。それ以外にも、風邪や胃腸症状、怪我、転んだ、手を打った、といった日常的な不調で来られる方も幅広くいらっしゃいます。

「内科だから内科だけを診る」というわけではありません。骨折して来られる方もいますし、今日も「壁を殴ったら手が腫れた」という相談がありました。最近は、病院が紹介状なしでは診てもらえないケースが増えてきていて、まずクリニックに来ていただいて紹介状を作成してからでないと受診できない状況も多くなっています。

だからこそ、当院でできることはできるだけ対応するようにしています。
画像で判断できる外傷なのか、薬で様子を見るべきなのか、病院での治療が必要なのかを見極めて、必要なときはすぐに病院と連携を取るようにしています。
患者さまが迷わずに動けるように、最初の窓口として役割を果たしていきたいと考えています。

この地域の特徴はありますか

この地域の特徴はありますか
この地域の特徴はありますか

当院は、和泉市・岸和田市・忠岡町のちょうどの境目にあります。患者さまは、その三つの地域から来られる方が中心です。遠方から「わざわざ来る」というより、生活圏がこのあたりで、日常的に利用しやすい距離の方が多い印象です。

昔から住んでいる方が多く、転勤や引っ越しが頻繁にある地域ではないので、長く通われている方が多いという特徴があります。父の代から来られている方も少なくなく、「お父さんに診てもらっていた」という声を今でもよく聞きます。

また、病院まで行く手段が限られている高齢の方も多いため、症状よりも「まずここで相談したい」という受診の仕方がよくあります。歩いて来られる距離の方、家族に車で送ってもらって来られる方、そういった「生活圏のクリニック」として利用されていると感じています。

今後、力を入れていきたい分野はありますか。

今後、力を入れていきたい分野はありますか。
今後、力を入れていきたい分野はありますか。

在宅医療には、これからもっと取り組んでいきたいと思っています。
現在は金曜日を中心に訪問診療をしていますが、外来とのバランスもあるので、増やすタイミングを慎重に考えているところです。
外来も、地域の方が安定して通ってくださるようになると、診療の幅をさらに広げていけると感じています。
患者さまのお困りごとにできるだけ応えられるよう、体制を少しずつ整えていきたいと考えています。

ホームページをご覧の方へメッセージをお願いします

ホームページをご覧の方へメッセージをお願いします
ホームページをご覧の方へメッセージをお願いします

病気のことに限らず、「少し気になる」「どこに相談したらいいかわからない」という段階でも気軽に来ていただけたらと思います。
私ができることはその場でしっかりとご対応しますし、必要であれば専門の医療機関と連携したり、紹介状を作成したりします。
内科ですが、怪我の初期対応なども含めて、「まず相談できる場所」でありたいと考えています。
地域の皆さまが安心して相談できる、身近で頼れるクリニックであり続けたいと思っています。

問診票

電話番号0725-41-0053